オーディオ製品の開発製造:Miyajima laboratory  販売:音のエジソン
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音のエジソン
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35・ハイエンドセットには信号系にトランスが一切使用されていないのは何故?
36・何故WE555用のホーンを作ったのか?
37・最高のオーディオを仕上げるには、どの様な聴き方をすれば良いのですか?
38・スピーカーコードはSPACE&TIMEのOMNI-8Nを薦めているが、数ある中で何故それほど高くないこのコードにする理由は?
39・テープデッキにTEACのCシリーズを薦める理由は?
40・新品のプレーヤーではなく、中古のダイレクトドライブを薦める理由は?
41・遠くに住んでおられる方が音のエジソンのオーディオセットの音を聴く方法はありませんか?
42・最近オリジナルでMCトランスを作られていますが、トランスって不思議なものですよね。線が繋がってないのにどうして音が伝わり、またどうして大きな音になるのですか?
43・音が出ただけでビックリしたのですけど、昔からの良いトランスに負けない程の良い音に仕上がったのは更にビックリしました。何か秘訣が?
44・トランスのコアは何で出来ているの?
45・コアの大きさを選ぶ時に何回も計算し、ひどく慎重だったのは何でですか?
46・それから、内緒の話かもしれないですけど、コイルを固めたり容器に詰める時の充填材にどうしてあのように製作し難いものをつかうのですか?ベタベタとしたり、横にはみ出てくっ付いたときなんかひどいものですよね。綺麗にするのに時間が掛かります。今では便利なものがあるのにどうして利用しないのですか?
47・それではパワーアンプなどのトランスも同じ音になるのですか?
48・良い音にすることは非常に難しいのですね。一般的なマニアの人が出来るはずが無いと感じたのですけど・・・
49・でもどうして有名なメーカーさんがその様な研究をしないのでしょうか?
50・この前来たお客さんがMCトランスのことでローとハイはスイッチを付けずに別に作るか、差し替え式で分けた方が良いのではないかと言われてましたが、なんと答えたのですか?
51・ステレオレコードは溝が一本しかないのに、右と左に分かれていて中央にも綺麗に音がある。また、楽器の音が綺麗に並んだり、遠い音や近い音が分かれて聴こえるのは何故ですか?モノラルレコードとの違いを教えて下さい。
52・ところで前から思っていたんですが、うちの店の大得意の分野は一体なんですか?プレイヤー部門とかアンプ部門とかスピーカー部門とか・・・どれなんですかねぇ?
53・じゃあ他の所と何か非常に違ったところとかはあるのですか?
54・では2番目に得意なのはなんでしょうか?
55・では、なんでインターネットでの売上はプレーヤー部門が多いのですか?
56・インターネットでモノラル専用カートリッジのレプリカとスピリッツの売上が多いが、商品を買った人の半数以上の人から感動したメールをお送り頂いています。このような事は通常考えられない事だと思いますが、他のメーカーさんとどれほどの違いがあると思いますか?
57 音のエジソンはカートリッジが得意分野ではないのですか。
58 カートリッジに非常に力を入れている理由は何ですか。
59 ある雑誌社からモノラルカートリッジの試聴品貸し出しのメールが届いていましたが、どういうことなんですか。もちろん応じると思いますがどのカートリッジにするのですか。
60 突然、質問が変わりますがモノラルカートリッジの場合では、溝の形は一本か、一つですよね? しかし、スピーカーから出てくる音はピアノやヴァイオリン、チェロなどオーケストラの場合は非常に多くの音が出てきます。どうなっているのですか。(一同 なるほど、これはいい質問だな、まいったか)
61 ふーん? ではその複雑な動きがどうして綺麗な一つ一つの楽器の音に分かれて聴こえるのですか。
62 最近、店の中の工事でガラス張りの面を壁にしたとき小さな穴のあいた板を貼った理由は何ですか。
63 確かに静かになって、音も良くなっているような気がしますが、お客さんの部屋で簡単に音の反射を調整する方法はありますか。
64 では、オーディオルームは音がよくないのですか。
65 共振したらどのような音になるのですか
66 音にとってよい部屋とはどのような状態の事を言うのですか



35.M「ハイエンドセットには信号系にトランスが一切使用されていないと聞いたが何故?」

店長「ハイエンドセットについては一切の妥協も許したくない。そこで、ある程度高級の真空管アンプなどでは、良質のトランスを使用する事も止むを得ないが、トランスは非常に便利な反面、欠陥も持っている。これが真空管アンプを劣化させる一つの原因となっている。そのことの第一は周波数特性が限られる事、もう一つは鉄心の磁化方向を変えることで信号伝達する為に、磁気的な歪みが音質に影響を与え、周波数特性の劣化し易い高音部や特に低音部には位相歪みも現れる。MCカートリッジを昇圧するトランスに関しては、信号が非常に小さい為、良質のトランスは非常に高価になるが、それでも素晴らしい周波数特性のものは不可能である。信号系にトランスを全く使わないものを聴いた時、初めてトランスの癖が解かるものだ。とは言ってもトランスよりもスピードの遅いトランジスタでは意味が無く、真空管を使って初めて解かるものだと思う。トランス類以外にも、このセットでは音の信号が抵抗を通ることさえも少なくする事が考えられている。プリアンプのボリュームも抵抗を通ることなく、チャンネルディバイダーも抵抗の無いLC型にしている。音のエジソンのハイエンドセットは、全体に渡って理想的なインピーダンス伝達とマルチシステムを使用して全てに理想を追い求めた製品だ。他のメーカーでは製品化が難しくて使用されていない部分が沢山取り入れられている。今では一部分の改良もかなり難しくなっている。」


36.G「何故WE555用のホーンを作ったのか?」

店長「理想的なスピーカーを探していた時、高能率のホーン型であることに気付き、色々なドライバーを探した。そして、見つけたのがWE555で内部構造とfoの低さに驚いた。バックキャパシティが殆んど無いままで広帯域のドライバーは他にない。同時に見つけたWE594は非常に高価だったが私には興味はあっても魅力がなかった。そして555を手に入れホーンを検討することにした。もちろんウエスタン555用の色々なホーンも調べた。大きいのや小さいのがありますが原音追求のオーディオ用としては、不合格。大きな劇場用としての目的には十分だと思われた。そして他社のホーンなど色々見た結果、そこには音でなく使用上の都合に合わせて作られたものばかりに感じた。なぜなら、殆んどのホーンは縦の開きと横の開きが違うために音の定位が2箇所以上に現れ、分散して位相までもハッキリしなくなる。仕方なくエジソンで作り始めた。現在のホーンはベッセルの法則に従って素直に設計し、使い勝手も考えカールホーンとしたのです。定位と位相のことを十分に考慮して作られている為に、前にも話したように大型の3ウェイであっても、フルレンジのような鳴り方をする。このホーンは丁寧に作ると3ヶ月も掛かるもので、その価値観はなかなか解かるものではないだろう。」


37.M「最高のオーディオを組む為に音を聴いたりして仕上げる場合、どのようなことを注意したら良いセットに仕上げる事ができるのですか?」

店長「非常に高度な回答をしてみよう。とにかく最高のセットを組む事にしよう。原音が完璧に録音されたレコードをかけたとしても、カートリッジからスピーカーまで音として再生されるまでの間に音には劣化する要因が沢山ある。そこですべてに立派な機器を揃えたにして考えてみよう。それでも、原音より再生音は多くの機器を通ることにより、痩せたり薄くなったり遅くなったりするものだ。このようになる原因を少しでも少なくしようと努力して作られた機器が高級品なのだ。その音が人の耳に対しても歪みが無く、原音と同じように感じるようになっても、まだまだ難しい部分が残っているものだ。オーディオ機器は完全な物はまだ一つもないが、メーカーや機種により大きな差が開きつつある。オーディオ製品のブランドは古く、デザインは軽い、音質とは無縁だ。そのようなものに左右されていては、立派なオーディオは組めない。オーディオ機器の進歩とは今までの製品にあった不可解な部分を解決し、再生する事による劣化を少なくしたものだ。良い音質が目的で、高級機が買えるならば最高に進化したものを揃える。価格に制限があれば無駄な回路や無駄な飾り付けを省いて努力された製品を揃えれば良い。」


38.G「スピーカーコードはSPACE&TIMEのOMNI-8Nを薦めるが、数ある中で何故それほど高くないこのコードにする理由は?」

店長「その他のメーカーのコードは確かに良いものも多いが、S&Tのコードと比較して価格が高すぎる。S&Tのコードはよく研究されており、構造的に理想に近い。また品質も良く純銅8Nでアニール処理(焼き戻し)がされており、芯線も適当に太い。銅の方向性も揃えられているのが特徴だ。他のメーカーはアニール処理や方向性を揃えているものは非常に高い。スピーカーコードにはもっと高価な価格がついたものが多数販売されているが価格的に考えると殆ど効果がなく、無意味に近いと思える。もともとある程度良いものを使用していたとしよう。スピカーコードやカートリッジのリード線に関しては交換したときの質の変化よりも接点の変化、接点が新しくなったという効果のほうが大きいようだ。」


39.M「テープデッキにTEACのCシリーズを薦める理由は?」

店長「このデッキの実力を知ったのは、音のエジソン創立時で23年程前のことです。その当時は実に沢山のカセットデッキが製品として作られていた。メーカーごとに4,5台は製品化されていたものだ。その頃、オープンデッキも含め色々と音の聴き比べをした経験がある。その中で音質とバランスを兼ね備えたTEACのCシリーズは特別に音が良かった。今では言えるが他社のオープンデッキさえかなわなかった。今見ても分かるように外観は全て金属である。シールドとしては完璧だ。音の良さについてはこのデッキで録音し、再生しても殆んど差が無く十分に良い音としてカセットにコピーが出来るのだ。この後、モデルチェンジが繰り返され録音と再生の音に差を大きく感じるようになった。実はこの事はメーカーの技術が劣った訳ではなく、録音の為のメカの部分が劣化したわけでもない。その当時使われていた一番大事な部分のヘッドは現在も同じ物である。何が変化したかというと、その当時のアンプの部分は3本足のトランジスタが使用されており、それが現在は集積回路になっている。その音の差の理由は、3本足のトランジスタの場合は設計者が自由に設計でき、一つのトランジスターが大きいので電流や電圧がフルに使える。集積回路ではアンプの大部分が部品として組み込まれている為設計に自由度が少なく、集積回路の為電圧や電流も限られ、音にも余裕が無くなったと考えるのが良いと思う。この事はデジタル機器にも同じような事が言え、デジタルの方法ばかりが良くないのではなく、現在の量産方式が影響している事も大きい。20年以上も前のティアックのCシリーズを薦めるのは、本当の良い音を紹介したいからであってリスクが多い中古品を積極的に薦めているという訳ではない。」


40.G「新品のプレーヤーではなく、中古のダイレクトドライブを進める理由は?」

店長「最近のプレーヤーをあまり薦める気になれないのは良質の中古プレーヤーが沢山手に入るからだ。それらの中古プレーヤーは大体20年前に作られたものが多く、非常にしっかりしている。何故かと言えばその当時はレコードプレーヤーが主流で、オーディオが若者の趣味の先端にあった。各メーカーで量産され品質の競争から十分なコストがかけられていたのだ。この当時のアームの価格から分かるが現在の同当のものと比較したら、なんと3倍以上の価格になる。当時は中級のプレーヤーとしてよく販売していた物は定価が約7万円程だった。これが3倍の価格になるならば殆んどの人が買えなくなる価格になることが分かるだろう。当時作られていたプレーヤー本体は、高級感を出す為と適当な内部損失を得る為に、電機メーカーの苦手な木を利用している。木工は量産が難しくコストがかかる。最近、プレーヤーを製造しているメーカーさんの気持ちは良く分かる。昔は無かった技術を考えたり材料を工夫したり、非常に努力されている。ただ、その考えが近代的イメージに偏り軽針圧、デザイン重視になっている為、原音追求の音のエジソンの考えから少々離れる部分がある。その20年前に販売していたプレーヤーの中から価格的に非常に良いと思っていたものだけの中古品を積極的に取り入れ、整備して販売しているのだ。」


41.M&G「遠くに住んでおられる人が音のエジソンのオーディオセットの音を聴く方法はありませんか?」

店長「直接音のエジソンに来られない限り御試聴は不可能だが、音のエジソンのホームページに会社の理念や一つ一つの製品に対する考え方、オーディオに関する良し悪し等の感想が書かれている。その内容が感覚的に自分に合うと思った場合、エジソンのお薦め品の中で比較的安価なものを購入し使ってみるのも一つの手だと思う。その他に、東京の神田駅近くにあるCafe&BarのROOT DOWNに是非寄って頂きたい。」
(Cafe&Bar ROOT DOWN様の詳細については、トップページの「喫茶店の御紹介」を御覧下さい)

42・最近オリジナルでMCトランスを作られていますが、トランスって不思議なものですよね。線が繋がってないのにどうして音が伝わり、またどうして大きな音になるのですか?

カートリッジの出力が1次コイルに入り、コアに磁力を与える事でコアに磁力が移りコアの電子の向きが変わる。そのコアの磁力線が2次のコイルを発電させる。要するにフレミングの法則だよ。カートリッジの出力からの一次のコイルは少なく巻くから電流が多く電圧は低い。2次のコイルは多く巻くから電流が少なく電圧が高い。音の大きさは電圧のみで決まる。だから大きな音になる。1次と2次のエネルギーはほぼ同じだと考えてよい。


43・音が出ただけでビックリしたのですけど、昔からの良いトランスに負けない程の良い音に仕上がったのは更にビックリしました。何か秘訣が?

それは昔から一度はトランスを作ろうと思っていた。良いトランスの形式や巻き方の話を沢山記憶している。また、いろいろなトランスを使ってみて考えさせられるところが多かった。何故戦前のトランスが音が良いのか、最近のトランスは特性は良いのだが音質が良くないのか。最近のものは音楽が楽しくない、緊張感が足りない。その様な原因が分かったからだ。


44・トランスのコアは何で出来ているの?

ニッケルと鉄の化合物でパーマロイと言います。この化合物は磁気誘導率が非常に高い。特に高いと言われてきたのが78パーマロイで、ニッケルの含有率が78.5%のものだったが、最近海外で含有率80%のものが作られている。磁気誘導率は同じだが、保持力が倍あるようだ。今回はその80%のものを利用した。


45・コアの大きさを選ぶ時に何回も計算し、ひどく慎重だったのは何でですか?

それは、カートリッジの電力は非常に小さい。しかしコアが小さすぎると巻き難くなるし力不足にもなる。しかしコアが大きすぎると大味な音になり、緊張感のある音がでない。カートリッジの小さい電力では、おおきなコアを動かすのに力が足りない。ほどほどの大きさである必要がある。コイルの線経や巻く回数などを計算し、大きさを割り出すのには非常に時間がかかるのです。もし、間違えたとしたら大損害になりますからね。


46・それから、内緒の話かもしれないですけど、コイルを固めたり容器に詰める時の充填材にどうしてあのように製作し難いものをつかうのですか?ベタベタとしたり、横にはみ出てくっ付いたときなんかひどいものですよね。綺麗にするのに時間が掛かります。今では便利なものがあるのにどうして利用しないのですか?

この辺はあまり言いたくないけど、私の秘密のところなんだ。今のトランスはその様に便利な材料を使っているから音が悪い。科学合成物質のような音がするんだ。こういう音を決める材料には非常に神経を使う。ヒントとして地球上に自然に存在するものを材料とする。何故ならそのような物質の分子は人間の分子と同じで非常に人間になじみ易い。だから良い音に感じる。例えば一千万円のヴァイオリンのニスは殆んど自然のセラックニスが使われている。それを人工のウレタンニスに変えたとしよう。すると3万円のヴァイオリンの音になってしまう。


47・それではパワーアンプなどのトランスも同じ音になるのですか?

そうです。同じことになります。大きなトランスを付けると高価に見える。しかし、音は大味な音がするものだ。家庭で聴くには大パワーは必要ではない。大きなトランスを使って大パワーのアンプを作ったとしよう。家庭で使用するのは僅か1〜2ワット。音も良くないし金も掛かる。しかし、小さ過ぎると非常に良くない。帯域も狭くなるしラジオの音だ。また、巻き方やMCトランスのように充填材に配慮したトランスが良い音を出す。当店の300BのOUTPUTトランスを受注する時に頼んでみたが、非常に嫌がられた。困ったものだ。


48・良い音にすることは非常に難しいのですね。一般的なマニアの人が出来るはずが無いと感じたのですけど・・・

マニアの人に出来る人もいるかもしれないが、時間が掛かり過ぎる。余暇の時間を全て使っても一生では時間が足りないでしょう。私の場合は全てがこのような時間。仕事でやっているから責任もあるし、色々な情報がメーカーや業者、またはお客さんから入ってくる。有利なだけですよ。


49・でもどうして有名なメーカーさんがその様な研究をしないのでしょうか?

前にも言ったように、メーカーさんは売上を稼ぐことが第一の目的。多くの従業員を養っている。音に拘る人の5%に合わせて会社を動かすより、音にこだわりの無い95%の人を相手にした方が会社は儲かる。その95%の人は自分で音の良し悪しを判断する事は難しいと思っている。良い音を出すより、魅力的な外観を作り、宣伝に費用を使い、非常に上手くやっているのだ。外観に力を入れるところはエジソンも見習わなくてはならないが、これが発注量が少ないと結構高くつくものだ。


50・この前来たお客さんがMCトランスのことでローとハイはスイッチを付けずに別に作るか、差し替え式で分けた方が良いのではないかと言われてましたが、なんと答えたのですか?

ローとハイを別に作る意味は全く無い。一次コイルの巻き始めから約半分のところがローになり、それから続けて半分巻いてハイになる。その次の2次コイルを巻く前にキャパシタンスを少なくする為に、紙を巻き込む。ローを使用するときは、ハイは何も繋がらないので介在する紙と同じだから、ローには影響を及ぼさない。ハイを使う場合は、1次巻線全部を使うので単独で作ったものと同じだ。
切替式のスイッチについては、新しい時は殆んど抵抗が発生しない。0.1〜0.2Ωくらい。5年もすると空気中の酸化により少し抵抗が増え始めるのでスイッチを数回切り替えて酸化皮膜を落せば良い。20年近く経過したらスイッチの交換も必要になるかもしれない。しかし、この様な僅かな事でトランスを不便なものにしたくはない。プレーヤーの場合、外気にさらされるシェルの取り付け部分やピンコードの接点の方が酸化による影響が非常に大きく、数オームから数十オームに達する事が少なくない。その辺に注意を払った方がもっと効果的であると思う。現実にきちんと音がなって何も支障が無いと言う人でも、カートリッジからプリアンプまでの接点抵抗が2〜3オームある。


51・ステレオレコードは溝が一本しかないのに、右と左に分かれていて中央にも綺麗に音がある。また、楽器の音が綺麗に並んだり、遠い音や近い音が分かれて聴こえるのは何故ですか?モノラルレコードとの違いを教えて下さい。

まずモノラルレコードは溝が一本に音が一つだから当たり前のように感じると思う。しかしまだ知らない人が多いでしょうね。モノラルレコードには縦信号の場合と横信号の場合がある。LP時代になってからは横信号が主流になっているので、それについて話そう。 モノラルLPレコードの溝は深さが同じで、音楽の信号通りに横にうねった形になっている。それをカートリッジの針先が通ると、溝の通りに針先が横に動き電気信号に変換される。しかし、ステレオレコードには左右の2つの音が入っている。その音はV字にカットされた溝の右壁と左壁にそれぞれ信号が入っている。難しいところは右壁と左壁の信号が同じ場合、大きな音の時溝が無くなるから右信号と左信号を逆位相に刻まれている。これを45度/45度ステレオレコードといいます。中央に定位する音は右と左に同じ大きさで刻まれている。右に定位する音は右側だけに、左に定位する音は左側だけに刻まれています。中央より少し右に定位する音は右側が少し強く左側が少し弱くなるように刻まれている。音の遠近感を出すものは刻まれている音の位相や強さにある。高級品はこの溝の凹凸を正しく電気信号に変換できる事が必要になる。ステレオカートリッジの良し悪しは、モノラルレコードを鳴らして比較すると良く分かる。

一同「何々!?難しくてよく分からん;」


52・ところで前から思っていたんですが、うちの店の大得意の分野は一体なんですか?プレイヤー部門とかアンプ部門とかスピーカー部門とか・・・どれなんですかねぇ?

一番得意なのはアンプの部門で、真空管アンプが一番得意なんだ。


53・じゃあ他の所と何か非常に違ったところとかはあるのですか?

昔は一般にあるプッシュプルアンプとかシングルアンプを作っていたが、それらの回路も最後にはこれ以上出来ない程に進んだと思う。それは直結アンプとかパワードライブとか、出来る限りの事は全てやった。最近ではBTLアンプやOTLアンプを平気で作っているが、メーカーさんでも製品化する事は非常に難しいところであろう。その上に、それらのアンプは音のエジソンが認めた良質のスピーカーを鳴らす為だけに作られている。その他にプリアンプでは、放送局用を超えるイコライザーアンプや通常のボリュームを使用しない抵抗レスのプリアンプなど、他のメーカーさんには真空管で作るのは無理だろう。


54・では2番目に得意なのはなんでしょうか?

それは長年やっているスピーカーの部門でしょう。人には色々なスピーカーの好みがあるというが、それは本当とは思えない。皆がお金に関係なく自由に交換してスピーカーを聴くことが出来た場合、ある程度の数少ないスピーカーに好みが集中するだろう。その様なものを想像してバランス・音楽性ともに良い物を作り上げる自信がある。しかし、スピーカーユニットのメーカーではないので改良や工夫が必要になっている。当店極秘のアッテネーター(特許)は高域が劣化しないどころか良くなる。ネットワークにも極秘の工夫がされている。だから複合スピーカーでもフルレンジのような良い音が出せるのだ。


55・では、なんでインターネットでの売上はプレーヤー部門が多いのですか?

それはカートリッジの売上がダントツに多いからでしょう。福岡周辺の人までは店に来る事が出来るので、店内で試聴したり比較したり出来る。だから近県内でアンプやスピーカーの売上が多い。しかし、インターネットは日本国内に広く、単価の安い安心して買える範囲内のカートリッジに集中しているようだ。


56・インターネットでモノラル専用カートリッジのレプリカとスピリッツの売上が多いが、商品を買った人の半数以上の人から感動したメールをお送り頂いています。このような事は通常考えられない事だと思いますが、他のメーカーさんとどれほどの違いがあると思いますか?

モノラルのカートリッジには特に自信を持っている。世の中のモノラルカートリッジの殆んどは全く良い音がしない。本当のモノラルカートリッジであれば、モノラルレコードは良いのだからステレオレコード以上の良い音がするはず。レプリカやスピリッツはそうなっている。これは当たり前の事だが、他のメーカーさんが当たり前のことをしないだけなのだ。メールを沢山頂く理由はおそらく本当に音楽を好きな人だと思う。古い時代のレコードに素晴らしい演奏が沢山あり、よくレコードを御存知の方なら分かるだろうが名演奏の半数以上がモノラルにあるのだ。その様なレコードを何とか良い音で聴こうと思っていた方が買ってくれたのだと思う。カートリッジの値段は2万円代か4万円代であるが、その為に所有されていたレコードの音が非常に良くなり、レコード自体の価値観が数倍に感じられ、モノラルレコードを聴く楽しみが非常に大きくなる。その証拠にエジソンのカートリッジを手にした後、更に良いモノラルレコードを探し回る人が多い。ご来店のお客様の中でも同じようなことが起こっている。新たにレコードの良さを認識されているのだと考えている。


57・音のエジソンはカートリッジが得意分野ではないのですか。

カートリッジについては特許を出願したのが平成9年、最初はモノラル専用カートリッジだった。その当時は製品というほど形がよくなかった。音はよかったと思う。それから形も音も何回も改良を加えて今の製品になっているのだ。ステレオカートリッジは平成15年に出願し数年後に製品化、理論的に最高のものだが作る事が非常に難しかった。音質は際立って良いのだが、使い勝手が難しい。しかし、製品化する頃には細かいところの作用が解ってきた。現在は、世界中のオーディオ業界から沢山の称賛の声を頂いている。今後、日本でもモノラルカートリッジと同じように多くの方に認めて頂けると思う。


58・カートリッジに非常に力を入れている理由は何ですか。

オーディオ機器の中でカートリッジが1番遅れていることが解ったからだ。いろいろなカートリッジを調べてみてレコードの振幅を正確に音に変えることが出来そうなカートリッジが見つからなかった。全部のステレオカートリッジに大きな欠点が多種あることが解ったからだ。音のエジソンのマチュアに使用した構造には大きな欠点は無い。


59・ある雑誌社からモノラルカートリッジの試聴品貸し出しのメールが届いていましたが、どういうことなんですか。もちろん応じると思いますがどのカートリッジにするのですか。

人気のモノラルレコードの為のカートリッジ特集を記事にしたいとのことで、6社のカートリッジについて聴き比べをするとのことでした。音のエジソンが試聴に出すカートリッジはスピリッツになる。なぜなら、音のエジソンでのモノラル専用カートリッジの中堅どころであり、ほとんどプレーヤーで使えて、よい音を出し、価格的にも高級品としては非常に安い。


60・突然、質問が変わりますがモノラルカートリッジの場合では、溝の形は一本か、一つですよね? しかし、スピーカーから出てくる音はピアノやヴァイオリン、チェロなどオーケストラの場合は非常に多くの音が出てきます。どうなっているのですか。(一同 なるほど、これはいい質問だな、まいったか)

いや、簡単だな。一つの音だけなら、その音の通りにレコードに刻まれる。その音が二つになるとその二つを複合した波としてレコードに刻まれるのだ。多くの音はその多くの音を複合した形でレコードに刻まれる。一つの音だけでも複雑な波だが、多くの音の場合は非常に複雑な振幅の波となる。それを録音する事も大変だが、正確に波を電気信号に変えるカートリッジも大変な動きとなる。それがアンプで増幅されてスピーカーが同じ振動を空気に伝え音となるのだ。


61・ふーん? ではその複雑な動きがどうして綺麗な一つ一つの楽器の音に分かれて聴こえるのですか。

それは自然な場合と同じだよ。オーケストラは色々な楽器の音を出す。しかし、聴いている人の耳は二つあるが一つの耳で聞いても色々な楽器の音は綺麗な音で聴こえている。混合され多くの音が一体となって耳に届いても、分別する能力は人間の脳にある。ステレオのスピーカーが振動する形と人間の耳の鼓膜が振動する形が同じだから何も問題は無い。まいったか。


62・最近、店の中の工事でガラス張りの面を壁にしたとき小さな穴のあいた板を貼った理由は何ですか。

今回の工事の目的は道路の雑音が大きくて困っていたから静かになるように遮音壁にした。その時、高域の反射がガラス張りのとき多かったので厚手のカーテンをしていたが今回取り除く為に穴明きボードを利用した。要するに防音と吸音を同時にしたということだ。


63・確かに静かになって、音も良くなっているような気がしますが、お客さんの部屋で簡単に音の反射を調整する方法はありますか。

普通、お客さんは居間など生活環境の中にステレオを置く、部屋の中には家具などいろいろなものがあり、吸音状態のバランスは取れているようだ。特に問題があれば教える事もある。例えば、高域が強く感じたとき床が板張りならじゅうたんを敷く、厚手のカーテンを下げる。低音が強い時はカーテンを角にまとめるなど。しかし、今まであまり大きな問題がある部屋は無いようだ。問題があったところはオーディオ専用の部屋になっているところに多い。家具が無いから凸凹が無く、吸音は壁と天井、床だけに頼る事になってしまう。そうなるとバランスの取れた吸音は難しくなるのだ。


64・では、オーディオルームは音がよくないのですか。

何も考えないで箱型の部屋をオーディオルームとして使用するとあまり良くないと思う。しかし、少し工夫する事で良くなると思う。何もしない部屋の場合は洋間より、和室が良いようだ。畳の吸音に効果があると思えた。工夫する場合は本格的なオーディオルームや昔の放送局の作り方を参考にしたらよい。第一に壁が平行な面にならないこと。床と天井も並行にならないこと。壁の板張りには桟の間隔を変えていろいろな周波数の音で振動するような壁を作り、低音から中音の吸音が出来るようにする。壁の一部を穴明きボードにして中にグラスウールを詰め、高音を吸収させる。壁紙も布製にすると高域の吸音に音に役立つ。床のじゅうたんは敷き詰めたり、部分敷きにしたりすることで高音の反射の調整が出来る。まとめると、低音の吸収は広い壁が振動する事で音のエネルギーを消耗させる。またはソファーなどの大きな体積の柔らかい素材も低音を吸収する。中音は狭い部分の壁の振動や家具などの小物類が振動して消耗させる。高音は柔らかいものが吸収するが広い面積が必要だ。また平行な壁だと一つの周波数にだけ共振してしまいバランスがよくない。15度以上の傾斜がそのような共振を無くしてくれる。


65・共振したらどのような音になるのですか

日本の建物や生活環境では低音や中音の吸音と反射のバランスは良いと思える。しかし、部屋の中に高音の吸音材料が薄手のカーテンぐらいしか無い部屋の場合は良く響く部屋になっている。手をたたいてみると、叩いた音の後にピチッと音が残る。厚手のカーテンに変える、じゅうたんを敷くだけでほとんど解決出来る。全帯域で吸音が無いお風呂場は大きなエコーがかかる。また、この共振を利用し共鳴させているお寺がある「鳴き竜」といって手を叩くとキャーンと鳴く、廊下で手を叩くと吸音材が無いのでその音を確認できる。


66・音にとってよい部屋とはどのような状態の事を言うのですか

それは音の全帯域に対して吸音と反射のバランスが取れた部屋の事を言う。ただ好き好きがあって、吸音が少し多い方が良いと感じたり、反射が多いほうが良いと感じたり、人によって差があると思う。測定方法は音の反射が何秒間続くか計る事が出来る。オーディオルームの場合は零点何秒台と少ないのが普通だが、演奏会のホールの場合は1〜2秒台になることもある。

 

 

 



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