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(新型アッテネーター採用) バッフル型スピーカー プロミネント |
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音楽を再生する為のスピーカーに流行はありません |
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![]() <詳細画像13枚> |
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拘り抜かれたスピーカーを分かりやすく説明させて頂くために、このスピーカーにたどり着くまでの経緯をお話させて頂きます。 皆様もお感じとは思いますが、私にとってもオーディオの趣味として一番音の変わりやすいスピーカーは非常に興味あるものでした。最初は安い物しか買えず、その後に名器と呼ばれるアメリカ製やヨーロッパ製のスピーカーを手に入れ、それぞれの音色に感動したものです。しかし感動も長く続かず。その独特の音のよさ・・?にすぐ飽きが来るのです。そしてオーディオに飽き、音楽を趣味とした時にやっと気付きました。「私は音楽を聴くためにオーディオをしていた。」それから私はその独特の音を出すスピーカーを嫌うようになりました。なるべく録音された当時の演奏家の音で聴きたいのです。音楽は演奏家が思う気持ちを音で表現し、聴く人にその気持ちを伝えるもので、違う音では伝わりません。そのように考えて作られたスピーカーを探しましたが、現代にはどこにもありませんでした。仕方なくスピーカーは本来どのようなものかを歴史的に調べてみました。すると、本物の時代はありました。 |
1930年〜50年代に、現在のコンピューターのようにすばらしいオーディオの発達がありました。最初のスピーカーはホーン型から始まり、頂点はウエスタン・エレ
クトリックの555ドライバー(1930年代)その後にコーン紙を使ったスピーカーが発明されたのです。すぐに頂点に達したものと分かりました。この頃には材料や方法にお金や時間をいとわずに本物を追求した時代がありました。その後の時代は段々と便利さや価格を下げ、量産することに技術が使われたようです。今の時代はそれが進み、良い音への執着は消えてしまったようです。 |
このプロミネントは2ウェイで、低音から中音部にその良き時代の励磁式スピーカーユニットを選び、整備して組み合わせています。高音部のスピーカーは現行の一番良いと判断した物を使用しています。自然な音質を重要視するため、位相を合わせ背圧のかからないバッフルタイプにしています。音質はいろいろな楽器のニュアンスの再現に優れており、このスピーカーの音のスピード感や立ち上がり立ち下がり感は現代のスピーカーでは聴くことは出来ません。インターネット上でお聴かせ出来ないのは非常に残念です。 |
新型アッテネーターを開発 (アッテネーターを使用すると高域特性が劣化する事が理論的 に分かり、劣化しない新型アッテネーターを開発致しました。) |
アイデアの予期する所と試聴結果がうまく重なり、成功致しました。 全帯域に渡って、かなりの改善が感じられます。 |
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長年このシステムを作っていますが、バッフルの木材を赤松の集成材に変更してから、音の余韻が美しくなり、更に磨きがかかりました。長い間多くの事に挑戦し、改良を重ねた結果、音のエジソン [Miyajima Labratory] を代表するスピーカーに仕上がっております。
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ペアのスピーカーは、すべて左右対称に作られています。 箱状にならないように、また共振を起こすことのないように角度を付け、工夫の施されたバッフル型スピーカーです。 後ろには丈夫なネットが張られています。このネットの部分の後面は取り外す事が出来るようになっています。 |
中に見えるのは低音用として利用しているユニットの電源部分です。ユニットは1950年頃に生産されたもので、上記にも説明させて頂きましたが、スピーカーの作りの中でこれ以上のものはない、最高のユニットです。電力で磁力を作る為、全く劣化なく良い音に調整出来る便利さを兼ね備えております。この時代は、安いユニットの方にアルニコ磁石が使われていました。 |
ネットワークとアッテネーター部分です。 このネットワークは、スピーカーの特性に合わせて適格に調整されております。アッテネーターは音のエジソンの特許回路で、高域の劣化を全く感じさせません。 この2つは、低音用のウーハーと高音用のツイーターを最大限に発揮する為に、劣化なく調節する役割を果たしています。 |
低音用のウーハーと高音用のツイーターの取り付けを後面から写したものです。 この2つのスピーカーを極力近づけて、音の定位を良くし、ボイスコイル位置を揃える事で音の位相を合わせています。
(参考用のこちらの画像はツイーターが全面で取り付けてありますが、製品は後面に台を取り付け、後部で設置しております。) |
[画像右] ユニット電源用のスイッチです。スピーカーを使用する時に電源を入れ、普段使用しない時には切っておきます。
[画像左] プロミネントのネームプレートです。 バッフルスピーカーを作り始め、8年後に『プロミネント』と名付けさせて頂きました。 |